「瞑想をする」という行動についても、最初は動機を持つことが大切です。

私たちが空気や水や食べ物を必要としているのと同じように、愛と優しさとあたたかさ、それから感謝も必要としています。特に、人生で問題を抱えているときこそ「自分はひとりじゃない。みんなとつながっている。」ということを思い出すことが必要です。

そのときは、動物も人間も一緒です。すべてが健康で幸せであることを望んでいます。私たちは、お互いに全員が幸せで健康であることを望んでいる事実に気づくと、もっと人と親しく感じられるようになります。そして、人に親しみを感じるようになると、自然と「助けたい」と思うようになります。

人を助けたいという思いや気持ちが出てくるようになると、人と何か関係を作るときにも、親しみや「ゆるし」が感じやすくなります。すると、自分が問題を抱えているときも、自分にとって大きな視野を持って、その問題がよりたやすく考えられるようになります。それは、「人にとっても自分にとっても良い」ということです。

そして何かをするときは「3つの部分」に分かれていることを思い出します。

ひとつは「最初の動機」です。「人に役に立つようにしよう」「人に害にならないようにしよう」という動機を持って、何かの行動を始めます。実際に行動を始めてからは、それを「捧げる」ということです。これが2つめです。そして「自分の中にもその良い行いが留まりますように」「相手にも留まりますように」ということが、3つめです。

まずは良い行いをするためのモチベーション・動機付けをする、ということです。

「瞑想をする」という行動についても、最初は「動機を持つ」ということが大切です。ただ瞑想をするから「場所を決めて座って、はい、やりましょう。」というのではなくて「まずは、自分はどういう心構えで瞑想をするのか?」と考えるところから始める、ということです。