「コンパッション」と「エゴ」

リーダーシップには「言っていることを実行していること」、つまり「言行一致」であることが必要です。

そして、もっとも高度なリーダーシップには自己中心性やエゴがないことが重要です。この「エゴ」と「コンパッション(慈悲)」はシーソーのようになっていて、片方が減るともう一方が増えるようになっています。そして、エゴが減る状態を、「謙虚」とか「謙遜」と言います。逆に言えば、エゴが増大すれば、「思いやり」が減っていきます。「思いやり」とか「コンパッション(慈悲)」と言ったときには、他者の幸せを願い、自分が心がけるということになるので、エゴとは真逆になります。

リーダーシップとは、信頼されるロールモデルになることが大切です。なぜかというと、必ず誰かが見ているからです。それは、リーダーがやることを、他の人も実行しているということです。特にリーダーの立場にあるとすれば、大きな責任を実行しています。ただし、ここで言う「責任」というのは、日本人が使う「自分を圧倒するような責任」ではありません。むしろ、自分にとって良い機会となるようなものです。自分が良いお手本になって、幸せにつながるという手本を見せることです。

本物のロールモデルになる必要があります。つまり、やっていることと言っていることが一致すること。
偽善がない状態になることです。