17.12.3 グローバル・リーダーシップ・プログラム 第5回「レジリエンス(折れない心・回復力)を育む」

2017.12.3

グローバル・リーダーシップ・プログラム 第5回(東京)

育成に関わる人のために
レジリエンス(折れない心・回復力)を育む

~マインドフルネスとコンパッション(慈悲)を育て、人生に向き合い、幸せを築く~

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【日時】2017年12月3日(日)13:30-18:00(13:00 受付開始)

【会場】ユニリーバ・ジャパン中目黒本社22F会議室
MAP・交通アクセス(東京都目黒区上目黒2-1-1中目黒GTタワー)

※東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」隣接
・東口改札(山手通り側)を出て右にお回りください。
・南口改札を出て左へお回りください。

【講師】
Dr. バリー・カーズィン(Barry Kerzin MD)(ヒューマンバリュー総合研究所 所長)
※講師による講演は英語で行われますが、日本語通訳が付きます。
(通訳:丸山智恵子 ヒューマンバリュー総合研究所 共同代表)

◆ファシリテーター
大類隆博(東日本電信電話(株)/NTT-ME、ヒューマンバリュー総合研究所 理事)

※当初のお知らせでファシリテーターとして参加予定でした島田由香氏(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社取締役人事総務本部長)は、急な事情によりビデオメッセージでの参加となりました。プログラム当日、島田由香さんから皆さまへ、想いを語ったビデオメッセージを上映いたします。楽しみにお越しください。

【主催】ヒューマンバリュー総合研究所
【協力】ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社

【参加費】一般:8,000円(税込)
※2018年「Meditation and Life」カレンダー付き
※ご職業・資格等に関わらず、どなたでもご参加いただけます。

【申込】こちらの申込フォームからお申込ください。

【プログラム】
13:30-13:35 ご挨拶:大類隆博(東日本電信電話(株)/NTT-ME、ヒューマンバリュー総合研究所 理事)
13:35-15:00 基調講演 Dr. バリー・カーズィン(日本語通訳付き)
「育成に関わる人のためにレジリエンス(折れない心・回復力)を育む
~マインドフルネスとコンパッション(慈悲)を育て、人生に向き合い、幸せを築く~」

15:00-15:20 休憩

15:20-16:00 瞑想実践
16:00-16:45 グループワーク
ファシリテーター:大類隆博

16:45-17:00 休憩

17:00-17:45 ダイアログ(参加者の皆さまからの気づきのコメント/質疑応答)
17:45-18:00 瞑想実践

クロージング

お問い合わせ office@humanvalues.jp


ビジネス(企業)の現場で、あるいは、教育の現場で「人を育てる」ということについて、
「私たちは、どのような人(ひとりの人として・人材・教育現場での子どもたち)を育てていきたいのか?」
「そのためには、どのような取り組みが必要なのか?」
ということを、皆さまと共に考えていきます。

*しなやかに逞しく人生を切り開く力*

学力、専門知識や技術力、また、論理的な判断力や、自ら問題を解決していく力など、
こうした様々なスキルや能力を職場や学校などで育成していくことは、
とても重要なことでしょうし、様々な現場において、
すでに色々な取り組みがされていることと思います。

しかし、こうした能力的な取り組みだけで、
人は自らの能力を社会のなかで活かし、
しなやかに、かつ、逞しく、真に豊かな人生を切り開いていくことが
可能になるのでしょうか?

教育現場で抱えている課題、企業、職場で抱える課題として、

子ども同士のいじめ、あるいは職場内の人間関係の問題、様々な形のハラスメント
うつ病の低年齢化、メンタル不調、ストレス性体調不良
高学年になるほどの学習意欲の低下、
社員・組織のモチベーション、活力、パフォーマンスの問題

世界的に見れば、物理的環境は充分恵まれている日本において、
諸外国との比較で、自分自身を幸せと思うかどうか(幸福度)の低さが顕著に出ています。
どうして、活き活きと、内面的にも豊かな生き方が難しいのでしょうか?
そこには対処療法、制度的な取り組みだけでは、なかなか解決しがたい課題が多くあります。

一つの要因として、私たちは、これまでに、人生とは何か、
人生で起きる様々な困難に向き合うにはどうすれば良いか、
また、人生を幸せに生きるには何が大切か、などについて、
学校でも職場でもなかなか教わる機会もなく、
心や人間関係について、深く学ぶ機会も、
具体的にトレーニングする機会もなかったからではないでしょうか?

しなやかで、逞しく、自らの人生を切り開く力があって、
はじめて、様々な学び、経験を
社会の中で、豊かに活かせるようになり、
自らも充実した人生を送れるようになるのではないでしょうか?

それは、大多数の人を画一的に育成するような教育や育成プログラムには
含まれていなかったかもしれません。
そして今、未来を創造していく力をも育む、21世紀型育成・教育が、
世界的にも必要となってきています。

*「マインドフルネス(今ここへの気づき)」と「コンパッション」「レジリエンス」*

では、人が幸せを感じ、いきいきと活力ある人生を育むために
重要な要素は何でしょうか?

そこに重要な鍵として、
「今ここへの気づき」マインドフルネス瞑想の実践、
「コンパッション(慈悲心)」を育むこと、
「レジリエンス(折れない心・回復力)」
があるのです。

瞑想実践のトレーニングは、
宗教的な修養と言う意味での大切さではなく、
心の訓練と言う意味において、
今や、その効用は、脳科学、生理学、医学、心理学と、
科学的に研究、検証が世界的に進められています。
瞑想による心のトレーニングが、心身の健康や、
学力や仕事におけるパフォーマンスの向上につながるということも報告されています。

今回、講師のDr. バリーは、アメリカの医師として、
また、長期瞑想実践者として、
世界的科学者の研究チームと共に、瞑想の研究にも携わっております。

今回のプログラムにおいても、Dr. バリーより、瞑想実践の効果として、
世界の様々な研究データ、様々な分野での取り組みの効果について、
脳科学研究などによる最新の知見を始め、
各国の教育機関、医療機関、企業組織などの事例などもご紹介します。

*内面的な成熟、自らの幸せな人生を切り開いていく力*

「健康的な心」の訓練、健全な自己肯定感、内面的な安定感を
持っている人(子ども)は、本来その人自身が持っている好奇心、能力を
どれほど発揮しやすくなるか?
その「健全な自己肯定感」と「内面的な安定感」とは、どういうもので、
また、どのような方法で育んでいけるのか?

「豊かな人間性を育むこと」と
「学力や生きていく(生活する)うえでのスキルを伸ばすこと」は
どのように相乗効果を生み出すのか、
また、「学習に対する意欲」や「働くことへの意欲」、
「健康的な人間(友人)関係を構築していく力」として、
どのように関係するのか、ご一緒に学んでいきます。

*教育者や、リーダー自身の在り方について*

そして、もうひとつ、何を教え、何を伝えるか、
その内容と共に大切なことは、教育者や、リーダー自身の在り方です。
皆さんの人生を振り返ってみても、ご自身の人生に影響を与えた方が、
何を言い、何を話したかと共に、
その方の存在そのもの、生き方に
皆さん自身も、多くのことを学ばれたのではないでしょうか?

教育者や、企業におけるリーダー自身が、広い視野を持ち
自己理解を深め、豊かな人間性を自ら育み、開花させ、
幸せな人生の構築者である姿が、
生徒や、同僚、部下など関わる人にとって大きな影響を与えるのでしょう。

Dr. バリーの『在り方』を通し、
教師自身、リーダー自身の『在り方』に何が大切なのかを
学んでいきたいと思います。

今回も、教育や様々な分野で育成に関わる皆さまにとって、
より意義深く、幸せな人生を育んでいくヒントを得る時間になるように、
また、職場や家庭、学校など日常の中で皆さまがサポートを向けている方々が、
より本質的な能力を開花することの助けとなるように、
幸せに生きていくための「育成のキーポイント」である、
「今ここ」への気づきと「コンパッション」、
そして「レジリエンス(折れない心・回復力)」について、
瞑想実践も含め、探求し・学び・気づきをご一緒に深めて参ります。

*講師について*

今回の「グローバル・リーダーシップ・プログラム」におきましても、
ダライ・ラマ法王のもと、30年以上のあいだ瞑想の実践を継続しながら、
世界中の様々な国と分野で教育活動を行い、
人をサポートする立場にもある方々への全人的・教育的な取り組みを行っている、
Dr. バリー・カーズィン(アメリカ人医師・僧侶・大学教授)より、
「内面的な成熟、内なる幸せ、リーダーシップ、瞑想、マインドフルネス、コンパッション…これらは、どのように関連しているのか?」
といった観点から、詳しく講演いたします。

また、ご一緒に瞑想実践の体験を深めていただくことができます。
長い時間をかけて深く瞑想実践の訓練を積んできた実践者と共に瞑想を行うことは、
瞑想実践を行う上で、とても大きなサポートとなります。
Dr. バリーからの丁寧なガイドがありますので、
初めて瞑想実践をする方も安心してご参加ください。

そして今回も、ご参加の皆さまとのダイアローグ、
参加者どうしのディスカッションの時間も含めていきます。

皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

過去に開催のグローバル・リーダーシップ・プログラムにご参加頂いた方からの ご感想

「グローバル・リーダーシップ・プログラム」テーマ一覧
・第1回(2016/5/8)
幸せな人生と世界を生み出す真のグローバルリーダーシップとは?
・第2回(2016/11/6)
グローバル・リーダーシップとマインドフルネス〜幸せな人生と世界の実現のために〜
・第3回(2017/2/16)
リーダーシップとレジリエンス
・第4回(2017/5/13)
リーダーシップの大切な鍵 ~すべてはCompassion(コンパッション)から~
・第5回(※今回 2017/12/3)
育成に関わる人のために レジリエンス(折れない心・回復力)を育む
~マインドフルネスとコンパッション(慈悲)を育て、人生に向き合い、幸せを築く~

・瞑想、講義、ダイアログのバランスがとてもよかった。
・ダイアログでの具体的なコメントに応用性があった。
・「エゴではなくセルフケアをすることで、他者をケアすることができる」ということを学ぶことができた。
・混同されがちな「エンパシー(共感)」と「コンパッション(慈しみ)」の違い、そして、コンパッションとレジリエンス(回復力、折れない心)との関係が分かった。
・会社の研修等でも、このような「心のあり方」を知る機会の必要性を強く感じた。
・人生の学びを得ることは「楽しい」ことだと改めて気づく機会となった。
・心がとても柔らかくなった。
・さっそく瞑想実践を、日々の生活に取り入れてみようと思うきっかけとなった。
・自身の内面を見つめ、自分と会話する時間を大切にしたいと感じた。
・Dr. バリーが創りだす空間は、「平等な愛」と「コンパッション(慈しみ)」に包まれたエネルギーであふれており、自然と自分が素直になることができた。

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講師プロフィール
Dr. バリー・カーズィン(Barry Kerzin M.D.)

アメリカ・カリフォルニア出身
インド・ダラムサラ在住
大学教授・チベット仏教僧侶・医師
(ダライ・ラマ法王第14世の医師)

・ワシントン大学(University of Washington) 客員教授
・香港大学名誉教授
・アメリカ・医療における利他心研究所(Altruism in Medicine Institute)創立者・代表
・マックス・プランク研究所(Max Planck Institute,ドイツ・ライプツィヒ)
「瞑想と慈悲の訓練の長期的研究」顧問
・一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所(Human Values Institute)所長及び代表理事

<経歴>
アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)にて哲学の学士取得後、南カリフォルニア大学(University of Southern California)にて医学を修め、シアトルのワシントン大学(University of Washington)医学部准教授となる。アメリカ家庭医学会認定医。インド・ブッダガヤにて、ダライ・ラマ法王第14世から比丘(ビクシュ、僧侶) の戒を受ける。

幼少期、命を脅かす脳の病気にかかったことがきっかけで医師を目指す。さらに20代30代に立て続けに親や妻という身近な人の死を体験したことから、本格的に仏教の道に入る。

約30年前に高血圧の治療に効果のあるチベット伝統医学と西洋医学の研究・教育方法の実践をする西洋人医師として選ばれたことをきっかけに、北イン ド、チベット亡命政府のあるダラムサラに移り住む。その間、2ヵ月から3年3ヶ月にわたる集中的長期的な瞑想修行を行う。仏教の修行を続けながら人々の慈 善医療を実践。

ダライ・ラマ法王第14世の推薦もあり、長年勉学と瞑想修行に励んだあと比丘に認定され僧侶となる。その後、医師としても三人の有名なチベット人高僧たちの死後まで治療に当たるなど、現在もダライ・ラマ法王を始めとする高僧の方々の医療的ケアや慈善医療も行なっている。インド・サルナートのチべット高等教育中央研究所(Central Institute of Higher Tibetan Studies)の客員教授も務めた。

近年はアメリカ、イギリス、スペイン、ドイツ、ロシア、モンゴル、インド、香港、マレーシア、日本などで教える。とりわけ日本では2007年初来日以来、僧侶と医師・科学 者両方の視点から、「心の科学」としての仏教についての講話、さらに瞑想リトリートなどを行う。

その活動をさらに充実させるべく、日本で2010年12月一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所を設立、その所長・代表理事に就任。とくに「生と死」「メディテーション(瞑想)」「セルフケアと慈悲」「死に逝く人にどう寄り添うか」「ロジョン・トレーニング」「グリーフケア」などをテーマとし、医療・介護関係者を含めた研修も病院・大学とともに行なっている(詳細はホームページ「活動内容」をご参照ください)。 旭川医大・旭川大学など医学部、看護学部、保健学部など(旭川コンソーシアム)、鹿児島大学(工学部)、横浜市立大学(医学部)などでも特別講義を行なった。

東日本大震災も 東京で自ら体験し、2011年秋より東北の被災地訪問を開始。2012年より、とくに石巻市社会福祉協議会や学校教員の方を対象にしたケアギバーのケアに 長期的計画で携わっている。また2015年以来矯正教育にも携わり、法務省管轄少年院にて10代の若者や矯正教育に携わる職員にマインドフルネス指導も定期的に行う。

世界のトップ科学者とダライ・ラマ法王を中心とする仏教者の対話を促進するマインド・アンド・ライフ・インスティチュートの教員・研究員でもある。近年は米国ウィスコンシン大学のDr. リチャード・デイビッドソン博士、Dr. アントワン・ルッツ博士、またプリンストン大学のDr. ジョナサン・コーエン博士、 Dr. ブレント・フィールド博士と共に、瞑想や感情と脳科学の研究にもあたり、長期瞑想者としてその実験の被験者となっている。

ドイツ・ライプツィヒのマックス・プランク研究所における「瞑想と慈悲の訓練の長期的研究」の顧問を務める。

2015年4月以降イギリス・オックスフォード大学およびケンブリッジ大学で社会起業家のための講演。2015年6月アメリカ・スタンフォード大学医学部およびメディカル・グランド・ラウンド(症例検討会)またワシントン大学などにおいて、「医療と慈悲」について講義。2015年11月以来、聖路加国際病院精神腫瘍科スタッフ主催による医療従事者にたいする慈悲のトレーニングの研修を定期的に行う。

その他、日本国内、海外での講演実績、メディア掲載情報は、こちらをご覧ください。

キャンセル規定


【研修費に関して】
ヒューマンバリュー総合研究所が主催および協力する研修会においても、チベットの伝統に基づき、医師であり仏教僧侶である講師自身は講演料などの報酬を一切受け取っておりません。研修費は講師の国内外渡航費用および滞在費、開催にかかる経費、教育資料・映像などの開発や製作および活動運営費、また各地(東北地域の被災者の方々など)の継続的なサポートも含む活動を持続的に行なう目的に充てさせて頂いております。少人数でじっくり学ぶタイプの研修が多いため、現在の研修費を設定させて頂いております。皆様のご理解また活動のサステナビリティへのご協力に心より感謝致します。


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