
2018.3.28
教育者のためのマインドフルネス・トレーニング
~「受容」と「気づき」の旅へ~
今回のDr. バリー・カーズィン来日プログラムでは、一般公開のプログラムとして、教育者向けプログラムの開催が決定しました!
教育に携わる方々、教育の分野に関心のある方々、また教育現場以外にも、職場での人材育成、家庭での子育てなど、関心のある方々はどなたでもご参加いただけます。
「教育者向けプログラム企画担当:(現役)教員チームからのメッセージ」
なぜ僕たちは傷つくことを恐れてバリアーを張り巡らせながら生きているのだろう。
なぜ僕たちは傷つくこと避けるために人を傷つけながら生きているのだろう。
なぜ僕たちはこんなにも自分自身を傷つけながら生きているのだろう。
僕は傷つかないために必死に生きるのではなく、
傷つくことを恐れる人に「安心と勇気」が伝わる何かを育みたい。
無意識に人を傷つけてしまっている人に「愛と寛容さ」が伝わる何かを育みたい。
自分自身を傷つけてしまう自分に、「自分の存在の尊さ」が伝わる何かを育みたい。
その何かはきっと外から探し出してくるものではなく、新たにつくり出すものでもなく、自分の中にすでに存在しているもので、それに気づくこと、そして気づき続けていくプロセスそのものなのだと思う。
教育という聖なる、しかし戦場のような過酷な現場で傷つき、傷つけてしまっている僕たちがあらためて「自分の存在そのもの」と向き合うこと、それこそが今の僕たちに必要なことなのではないでしょうか。
そして「自分の存在そのもの」の尊さに気づき、輝かせることこそ、「教育者」という役名のもとでがんじがらめになっている自分を解放し、本当に起こしたい「未来の教育」へと誘ってくれるのではないでしょうか。
以前、ダライ・ラマ法王にお目にかかった際に感じたすべてを包みこむようなオーラと法王とともに吹きぬけていった清らかな風の感触は今でもはっきりと残っています。そのダライ・ラマ法王の担当医でありチベット仏教の僧侶として法王と35年間ともにし、瞑想実践を続けるDr. バリー・カーズィン。
マインドフルネス、コンパッション、レジリエンスというテーマを中心に、世界中の様々な国と分野で教育活動を行い、人をサポートする立場にある方々の内面の変容に取り組んでいます。
今回、Dr. バリーの丁寧なガイドのもと、マインドフルネス、コンパッションなどの瞑想実践を、一緒に体験していただくことができます。初めての方でも安心して参加できるように、わかりやすくガイドをします。
また、体験するだけでなく、これらの実践がどのような効果を生んでいるのか、世界の教育現場での事例も含め、データとともにわかりやすく論理的に解説します。
日々、教育現場で痛みまみれになっている僕たち自身が、Dr. バリーからあふれ出る慈悲のエネルギーに癒され、そして僕たちの「存在そのもの」が生徒や保護者、または職場の仲間、もちろん家族をも癒せるようになっていく、そんな愛に満ちた場にしたいと考えています。
ぜひ多くの学校の先生をはじめとする教育関係者、また教育に関心の高い方にご参加いただき、「存在」による影響を実感していただきたいと思います。
【日時】2018年3月28日(水)13:30-18:00 (13:00 受付開始)予定
【場所】東京都 かえつ有明中・高等学校(東京都江東区東雲2-16-1)
交通アクセス:東雲駅から徒歩10分程度
【講師】Dr. バリー・カーズィン(Barry Kerzin MD)
※講師による講演は英語で行われますが、日本語通訳が付きます。
(通訳:丸山智恵子)
・ファシリテーター:佐野和之 氏(かえつ有明中・高等学校 教諭)
【参加費】5,000円(税込)
【申込・お問合せ】こちらのお申込フォームから、お申込ください。
【研修費に関して】
ヒューマンバリュー総合研究所が主催および協力する研修会においても、チベットの伝統に基づき、医師であり仏教僧侶である講師自身は講演料などの報酬を一切受け取っておりません。研修費は講師の国内外渡航費用および滞在費、開催にかかる経費、教育資料・映像などの開発や製作および活動運営費、また各地(東北地域の被災者の方々など)の継続的なサポートも含む活動を持続的に行なう目的に充てさせて頂いております。少人数でじっくり学ぶタイプの研修が多いため、現在の研修費を設定させて頂いております。皆様のご理解また活動のサステナビリティへのご協力に心より感謝致します。
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