18.7.3 瞑想プラクティスグループ

2018.7.3

ヒューマンバリュー・瞑想プラクティスグループ

2018年7月3日(火)に「ヒューマンバリュー・瞑想プラクティスグループ(7月)」を開催します。

一人ではつい忘れてしまいがちな日々の実践に繋がっていくプラクティスの場を希望する声も多くいただいており、皆さまと学びを深め、実践を継続できるよう、プラクティスする機会として定期的に開催しています。

最近に開催されたプログラムにてDr. バリーが講師を務めたティーチング内容の映像を用いるなど、ご一緒に学び、そして瞑想実践やシェアリングを行います。

さらには、今回の「瞑想プラクティスグループ」を開催するまさにその日、Dr. バリー自身が海外からのトランジットのため東京都内に(数時間)滞在することになりました。
そこで、ご参加の皆さまとプラクティスの一部の時間をご一緒する予定です。
(なお、フライトの状況等、不測の事態によりDr. バリーが来場することができない場合がありますこと、ご理解いただけますと幸いです。)

日々の生活の中での、それぞれのウェルビーイング、またセルフマネージメントのサポートになる継続的な学びと実践のためにも、ぜひ今回の機会にもご参加ください。


【日時】2018年7月3日(火)19:00 – 21:00 (開場 18:45)

【会場】東京都 中央区(東京メトロ日比谷線 築地駅から徒歩7分程度)
※会場の詳細は、お申込の方にお知らせします。

【参加費】2,000円(税込)

【申込】メールにてご連絡ください。office@humanvalues.jp
メールタイトル「7/3 瞑想プラクティス申込」
(参加の方の氏名、ふりがな、ご連絡先、メールアドレス、参加人数をご明記ください。)

※プログラムの詳細は、当日の流れにより多少の変更がありますこと、ご了承ください。

キャンセル規定


*前回の「ヒューマンバリュー・瞑想プラクティスグループ(5月)」より
参加の皆さまと、Dr. バリー(カリフォルニアからZoomにて講演)との質疑応答(一部)

Q. 苦しみというのは本人が変容するチャンスであると、先ほどDr. バリーの講義からお聞きしました。そうであれば、苦しみを抱えている他者を助けることが、逆に、その変容のチャンスを本人から奪うことになってしまわないでしょうか? また正直に言うと、人の苦しみを引き受けたくないという気持ちもあります。どうしたら良いのでしょうか?

A. (Dr. バリー・カーズィン)
「変容のチャンスを奪ってはいけない」という考え方は、なかなかうまいですね(笑)。もちろん苦しみは本人が変容するチャンスではあります。だからといって、苦しんでいる人を目の前に見ながら、自分はこちらでソファで足を投げ出してテレビを観ているだけで良いと言えるでしょうか?
そして、苦しみと言った時に、自分ひとりだけで他者の苦しみ全てを引き受けるのも現実的ではありません。私たちにできることは、あくまでも少しずつ、自分にできる範囲で、相手の人が苦しみから解放されるよう手助けすることです。それによって、自分のそのような力をさらに高めていけることにもなります。

Q. 今でも毎日、医師になってからも数年、シャマタの瞑想実践は続けることができています。今後の実践について、とくに医師として、シャマタにさらに何を加えたら良いかアドバイスがあればお願いします。

A. (Dr. バリー・カーズィン)
継続できていることを聞いてとても嬉しく思います。ぜひ毎日、シャマタ瞑想はそのまま続けて下さい。
さらに、それを補完できるものを加えることもお薦めします。基本はシャマタの実践をしていき、時間があるときだけでも構わないので、コンパッション(慈悲)を育む実践をしていくことがいいと思います。
そのためには、(慈悲を育むための)トンレン瞑想を追加することがいいと思います。また、時々でいいので、仏教で言う智慧(空性)についても考え、可能なら分析的瞑想を行うといいでしょう。それは患者さんにも、そして医師であるあなた自身にも助けになるからです。ぜひ続けて行ってください。とても忙しいと思いますが、またあまり時間が経つ前に(笑)私たちと一緒に実践しに来てください。

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【参加費に関して】
ヒューマンバリュー総合研究所が主催および協力する研修会においても、チベットの伝統に基づき、医師であり仏教僧侶である講師自身は講演料などの報酬を一切受け取っておりません。研修費は講師の国内外渡航費用および滞在費、開催にかかる経費、教育資料・映像などの開発や製作および活動運営費、また各地(東北地域の被災者の方々など)の継続的なサポートも含む活動を持続的に行なう目的に充てさせて頂いております。少人数でじっくり学ぶタイプの研修が多いため、現在の研修費を設定させて頂いております。皆様のご理解また活動のサステナビリティへのご協力に心より感謝致します。


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