9/8-9 瞑想リトリート(京都)「カオスの世界で、内なる穏やかさを発見する」

日常のスピーディーで忙しいカオス(混沌)な生活から、
たとえほんの数時間や数日でも離れてみるのは、かなり贅沢なことです。
そこで私たちは、忘れてしまった
ヘルシーマインド(健全な心)に戻るのです。
Dr.バリー・カーズィン


人生では、仕事、健康、人間関係、社会問題や自然災害など、予期せぬこと、また混乱やカオスの状態が起きることがあります。そのようなとき、困難を乗り越え、自らの人生を切り拓くために、大切になることは何でしょうか。
ひとつは、ヘルシーマインド・・健全な内なる安定感を育むことが大切です。
そのための心のトレーニングが、瞑想です。

私たちの心には広大な可能性があります。しかし私たちは、多くの場合、自らの心の中で起きていること、動機や、感情、思考、認識(意味づけ)にほとんど気づいていません。

そのため、特にネガティブな感情(怒り、嫉妬心、怖れ、傲慢さ、など)に気づき、そうした感情を減らす、さらにポジティブな感情(思いやり、敬意、寛容さ、誠実さ、謙虚さ、穏やかさ、など)に変容する術を学び訓練していくことが鍵となります。

何が起きても、そうした心のバランスを取れるようになることは、人生の深い意味にも繋がります。
ヘルシーマインドとは何かについて学び、それを養う内なる力をトレーニングすることで、自分が持っている能力を存分に開花させ、幸福力を身につけ、さらに意義ある人生を送ることができるようになるでしょう。

今回は、京都の地で、2日間の瞑想リトリートを行います。
アメリカ人医師であり、ダライ・ラマ第14世のもと、30年以上チベット仏教の修行と瞑想実践に取り組み、アメリカ、香港、インド、ヨーロッパ各国で、様々な講演や研修プログラムを行うDr. バリー・カーズィンと共に、ヘルシーマインドの可能性について学び、皆さまと共に実践し考えていきたいと思います。瞑想の経験が全くない方も、すでにご経験がある方も、ぜひご参加ください。


Dr. バリー・カーズィンからのメッセージ

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日常のスピーディーで忙しいカオス(混沌)のライフスタイルから、
たとえほんの数時間でも数日でも、少し離れてみるのは、かなり贅沢なことです。

そこで私たちは、自分が忘れてしまったヘルシーマインド(健全な心)に戻ります。
ヘルシーマインドとは、内面に気づきを向け、
自分の内側の世界で今起きていることを観ることでもあります。

そこに私たちがネガティブなものを見つけたとき、
誰でも人間である以上、確実に見つかると思いますが、
そこから逃げるのでもなく、また自分はダメだと痛めつけるでもなく、
勇気をかき集めるのです。

私たちは、むしろ、自分の中の怒り、嫉妬、傲慢さ、頑固さ、
自己本位といったことに向き合い、そうした部分を抑圧せずに変容させる方法を学びます。

このリトリートでは、怒りを寛容さに、嫉妬は共に喜ぶ感謝に、
傲慢さや頑固さを謙虚さに、自己本位を他者への思いやりへと変えていく方法を学びます。
(過去のリトリート経験者にとっては、復習にもなります)

ここでは瞑想の様々な方法を学びます。今回は、難解な瞑想のリトリートではありません。
特別なことを楽しみながら、まず体験できる機会にもなるでしょう。
美しい荘厳な京都という地での瞑想リトリートで、ご一緒しましょう。

– バリー・カーズィン


プログラム内容(予定)

*ティーチング(講義)・Q&A・ディスカッション_DSC0620 (2)リトリートの中心テーマや、メンバーの関心・その時々の質問に応じて、Dr.バリーが「モチベーション(動機)」「心とは」「ネガティブな感情」「空」「慈悲」など、様々な角度からチベット仏教の智慧を分かりやすい言葉で伝えていきます。また、ティーチング(講義)の途中にメンバー同士で意見を交換する時間やDr.バリーに質問する時間もあり、一人では理解の難しいことも、グループ全体で共に考え、理解を深めていくことができます。

*メディテーション(瞑想)
DSC_8684.jpgティーチング(講義)で刺激された思考や概念を、瞑想を通してより直接的な体験として体に馴染ませていきます。
瞑想は一人よりもグループで、しかも熟練した長期瞑想実践者と共に行う方がより集中しやすく、リトリートの間にそれを繰り返すことで、体に習慣づけていきます。いくつかの種類があり、呼吸に集中するシャマタ、慈悲を鍛えるトンレン、すべてをオープンにする空の瞑想などを行います。

*ウォーキング・メディテーション(歩く瞑想)
DSC_8947いくつか行うメディテーション(瞑想)のうち、動きながら行うメディテーション(瞑想)です。
非常にゆっくりと歩くことで、歩くときの足の裏の微細な感覚に一瞬一瞬集中していきます。じっと座っていることが苦手な人にもおすすめです。

 


プログラム詳細

瞑想リトリート in 京都
「カオスの世界で、内なる穏やかさを発見する」~ ヘルシーマインド、こころの力、発見の旅 ~
Meditation Retreat in Kyoto: Discovering Inner Peace in a Chaotic World

【日時】2018年9月8日(土)- 9月9日(日)
・9月8日(土):10:30-17:00(開場・受付 10:15)
・9月9日(日):10:00-16:00(2日目の9:00から自由参加としてヨガのレクチャーも行います。)

※通いでのプログラムです。基本的に2日連続のご参加を前提にしておりますが、ご都合のつかない場合は、初日の8日のみの参加も可能です。
※遠方からお越しの方は、ご自身でご宿泊先のお手配をお願いいたします。

【場所】本昌寺(京都市上京区出水通六軒町西入七番町341)MAP
交通アクセス※JR京都駅から、京都市バス(直通)にて約25分。

【講師】バリー・カーズィン(Barry Kerzin MD)※日本語通訳付

【主催】一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所
【協力】京都マインドフルネスセンター

【参加費】※ランチは実費にて1,000円/1食のビーガン弁当の手配が可能です。申込時にお知らせください。

* 9月8日(土)- 9日(日)2日間の参加:
早割(8/25まで)25,000円
一般(8/26から)33,000円
ヒューマンバリュー会員/学生 25,000円
※ヒューマンバリュー会員の詳細・お申込はこちら

* 9月8日(土)1日目のみ参加:
早割(8/25まで)15,000円
一般(8/26から)20,000円

※スカラーシップ(奨学)制:参加を強くご希望されていて、経済的事情がある場合は、スカラーシップ制度を一部適用できる場合がございます。
ご希望の場合は、(1)お名前、(2)ご連絡先、(3)経歴、(4)参加動機、(5)どのように学びを生かしていきたいか、を記入の上、office@humanvalues.jpまでご連絡ください。(メールタイトル「京都・スカラーシップ希望」)

【申込】
9月8日(土)-9日(日)2日間参加の場合:こちらの申込フォームからお申込ください。

9月8日(土)1日目のみ参加の場合:下記のお問い合わせ先までご連絡ください。おって申込フォームをお知らせいたします。
office@humanvalues.jp(メールタイトル「京都リトリート」/ご氏名、連絡先、お問い合わせ内容をお知らせください)

<瞑想リトリート・キャンセル規定>
2週間前~8日前 30%
1週間前~3日前 50%
2日前~前日 80%
当日 100%

※今回の協力団体の京都マインドフルネスセンターから、今後、マインドフルネスに関する各種プログラムのご案内を差し上げることがございます。ご案内不要の場合は、お手数ですが、ヒューマンバリュー総合研究所事務局(office@humanvalues.jp)までお知らせ下さい。

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2018年秋のフライヤー(チラシ)のダウンロードはこちらです


講師プロフィール

Dr.バリー・カーズィン Barry Kerzin M.D.

アメリカ・カリフォルニア出身 / インド・ダラムサラ在住
大学教授・チベット仏教僧侶・医師
(ダライ・ラマ法王第14世の医師)

・ワシントン大学元医学部准教授、現在客員教授
・香港大学名誉教授
・アメリカ・医療における利他心研究所 創立者・代表
・マックス・プランク研究所「瞑想と慈悲の訓練の長期的研究」顧問
・一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所 所長及び代表理事

幼少期、命を脅かす脳の病気にかかったことがきっかけで医師を目指す。さらに20代30代に立て続けに親や妻という身近な人の死を体験したことから、本格的に仏教の道に入る。ダライ・ラマ法王第14世の推薦もあり、長年勉学と瞑想修行に励んだあと比丘に認定され僧侶となる。現在もダライ・ラマ法王を始めとする高僧の方々の医療的ケアや慈善医療も行なっている。

近年はアメリカ、イギリス、スペイン、ドイツ、ロシア、モンゴル、インド、香港、マレーシア、日本などの企業や大学、病院などでチベット仏教の実践的な智慧を教える。とりわけ日本では2007年以来、僧侶と医師・科学者両方の視点から「心の科学」としての仏教についての講話、さらに瞑想リトリートなどを行っている。


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