
2019.3.30
グローバル・リーダーシップ・プログラム
「エシカル・リーダーシップ 〜今求められるリーダーシップとは?」
リーダーシップというのは、受動的なときもあれば能動的なときもあります。
プロアクティヴで積極的なリーダーシップに求められるのは、エシカル(倫理的)な次元です。誠実さと正直さをもつリーダーは、組織のメンバーに対して強力な模範を示すことになります。それは透明性がある風土、また組織全体での心の健康という方向性を打ち出し設定することになります。
また長期的なヴィジョンがあれば、高い評価が創り出されます。それは、好調低調の波に関わらず、組織に持続性(サステナビリティ)をもたらすのです。
ここから、組織のメンバーがただ物理的に職場に居るというだけでなく、精神的にも心も伴って居るという環境が生み出されます。そのような組織のメンバーには、かつて多くの日本企業がそうだったように、組織全体にとっての最善を実行しようという気持ちがあります。
近年、多くの大規模多国籍企業は、シニアマネージャーや、エグゼクティヴ向けに、エシカル・リーダーシップのトレーニングも行なっています。今回の第8回目でエシカル・リーダーシップをテーマにプログラムを行えることを楽しみにしています。ぜひご参加ください。
バリー・カーズィン

今回で8回目となる「グローバル・リーダーシップ・プログラム」では、世界の先進的な人材育成の動向やマインドフルネスの導入結果を踏まえ、創造的な人材育成、組織変革の可能性について皆さんと考えていきたいと思います。人間性を大切に深めながら生産性を高め、健全で活力ある、満足度の高い組織を創るための在り方をご一緒に学んでいきます。
プログラムは講義、Dr. バリーとのダイアログ、小グループでのディスカッション、そしてメディテーション実践など、講義と実践がバランス良く組み合わさっています。メディテーション実践も講師から丁寧なレクチャーと実践を行い、初めての方でも習慣化しやすい内容になっています。
毎回、ビジネス各界においてマインドフルネスを導入・実践しているリーダーなど、様々な背景をお持ちの方々が集まり、互いに多くの問題意識や導入例、気づきなどを分かち合う、熱気とコンパッションにあふれた時間となっています。
これまでに参加いただいた方々からは「講義だけでなく、瞑想の実践、グループワークなど、インタラクティブな様式で満足している」「マインドフルネス/瞑想の科学的な効果も理解しやすく、プラクティスやシェアもとても良かった」などのご感想をいただきました。ご職業に関わらずどなたでもご参加いただけますので、皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム詳細
【日時】2019年3月30日(土)13:30-18:00(Open 13:00)
【場所】ユニリーバ・ジャパン中目黒本社 会議室
(東京都目黒区上目黒2-1-1中目黒GTタワー)MAP・交通アクセス
【講師】ヒューマンバリュー総合研究所 所長 / Dr. バリー・カーズィン(Barry Kerzin MD)
※日本語通訳付(通訳:丸山智恵子/ヒューマンバリュー総合研究所 共同代表)
◆ファシリテーター
島田由香(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社取締役人事総務本部長)
◆進行
大類隆博(東日本電信電話(株)/NTT-ME、ヒューマンバリュー総合研究所 理事)
【プログラム(予定)】※当日の流れにより変更する可能性があります
13:30-13:35 ご挨拶:大類隆博
13:35-15:00 基調講演 Dr. バリー・カーズィン(日本語通訳付)、質疑応答
15:00-15:20 休憩
15:20-16:00 瞑想実践
16:00-16:45 グループワーク
16:45-17:00 休憩
17:00-17:45 ダイアログ(参加者の皆さまからの気づきのコメント、質疑応答)
17:45-18:00 瞑想実践
クロージング
【主催】一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所
【研修費】(価格はすべて税込み)
・早割: 8,000円(1月31日まで)
・一般:10,000円(2月1日から)
※ご職業に関わらず、どなたでもご参加いただけます。
【申込】こちらの申込フォームからお申込ください
お問い合わせ:office@humanvalues.jp(タイトル「3月リーダーシップ」)
講師:バリー・カーズィン Barry Kerzin M.D.
アメリカ・カリフォルニア出身 / インド・ダラムサラ在住
大学教授・チベット仏教僧侶・医師
(ダライ・ラマ法王第14世の医師)
・ワシントン大学(シアトル)元医学部准教授、現在客員教授
・香港大学名誉教授
・アメリカ・医療における利他心研究所 創立者・代表
・マックス・プランク研究所「瞑想と慈悲の訓練の長期的研究」顧問
・一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所 所長及び代表理事
僧侶と医師・科学者両方の視点から、近年はアメリカ、イギリス、ドイツ、インド、香港、日本などの企業、大学、病院などにおいて「真のウェルビーイングとは何か」「心の科学、マインドフルネス、コンパッション」などの教育に携わる。35年以上にわたる長期瞑想実践者として、世界的科学者と共に脳科学、瞑想およびマインドフルネスを研究しており、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、京都大学医学部、鹿児島大学、横浜市立大学医学部、聖マリアンナ医科大学などでも特別講義などを行う。さらにGoogle Japanや三菱地所株式会社、一般財団法人 浩志会などにおいて、ビジネスマンや経営者に向けたマインドフルネスやレジリエンスなどに関する研修も定期的に行っている。
『チベット仏教からの幸せの処方箋』また『物質と心:脳と内なる心の関係を探す、二人のノーベル賞受賞者による対話』ダライ・ラマ法王14世テンジン・ギャツォ、利根川進、バリー・カーズィン他著など。
詳細はこちら
ファシリテーター:島田 由香 氏
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社
取締役人事総務本部長
慶応義塾大学卒業後、株式会社パソナを経て、2002年米国ニューヨーク州コロンビア大学大学院卒業。組織心理学修士号取得。
その後、日本GE(ゼネラル・エレクトリック)にて人事マネジャーを経験し、現職。R&D、マーケティング、営業部門のHRビジネスパートナー、リーダーシップ開発マネジャー、HRダイレクターを経て現在に至る。
米国NLP協会マスタープラクティショナー、マインドフルネスNLPトレーナー。日本の人事部HRアワード2016 個人の部・最優秀賞受賞。2019年国際女性デーにてHappy Woman Aword受賞。 詳細はこちら
これまでの「グローバル・リーダーシップ・プログラム」テーマ一覧
・第1回(2016/5/8)
幸せな人生と世界を生み出す真のグローバルリーダーシップとは?
・第2回(2016/11/6)
グローバル・リーダーシップとマインドフルネス~幸せな人生と世界の実現のために~
・第3回(2017/2/16)
リーダーシップとレジリエンス
・第4回(2017/5/13)
リーダーシップの大切な鍵 ~すべてはCompassion(コンパッション)から~
・第5回(2017/12/3)
育成に関わる人のために レジリエンス(折れない心・回復力)を育む
~マインドフルネスとコンパッション(慈悲)を育て、人生に向き合い、幸せを築く~
・第6回(2018/3/21)
人生の意味、生き方、キャリアを切り拓く力
~『今、ここ』職場でのマインドフルネス実践の流れ~
・第7回(2018/11/11)
コンパッション・イノベーション
“Compassionate Innovation”
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