
2019.3
瞑想 リトリート & ヨガ
~心をほどき、人生を変えるはじめかた~
“Inner Disarmament: Change Your Life Through Meditation”
私たちの周りの世界は、混沌としたカオスでストレスに満ちています。そのような外側の状況に対処するためには、自分自身の内なる世界を変化させることが必要です。
瞑想を通して心に静かな平穏さをさらに育んでいくと、レジリエンス(回復力、打たれ強さ)を高めることになります。すると外側にネガティブなことやストレスがあっても、そこから自分が受ける影響を和らげることができるのです。それは自分自身のバランスを保つことにもなります。
瞑想は、定期的に行うマインドフルネス –「今この瞬間にいる」ことのトレーニングです。
そうやって私たちはリフレッシュし、さらにくつろいでリラックスし、外側からのストレスやネガティブなことに対しての免疫力を高めることができるのです。
この2日間のリトリートでは、一緒にさまざまなタイプの瞑想を実践し、瞑想を通じて、自分の人生をどのように変容するのかを学びます。
日々の瞑想実践の始め方もお伝えしていきますので、初めての方も、ご経験者の方もぜひご参加ください。
– バリー・カーズィン
マインドフルネスとは「今、自分の内的な世界に起きていることに気づく」ということであり、何を感じ、何を考えているか。体の感覚や、気分はどうか・・などに注意を払っていくことです。
瞑想リトリートには、慌ただしい日常から離れ、静かな環境に身を置くことで、湧き上がる思考や、踏みしめる足の裏の感覚、呼吸の豊かさなど、いつもはただ過ぎてゆく一瞬をマインドフルに慈しむ時間があります。
そうして心穏やかに自らを見つめる中で、これまで学んできた慈悲や空を頭だけではなく、体で少しずつ「体験」し、染み込ませることで、自らの中に「統合」していくことができるのです。そうすることで、それらの学びを日常で実際に「使う」ことが可能になります。
今回は築地近くの穏やかな会場で、春の隅田川の穏やかな流れを感じながら、Dr. バリー・カーズィンのレクチャーとともに、じっくりと瞑想実践もしていきます。天気が良ければ隅田川沿いにて「歩く瞑想」なども行います。
質疑応答の時間も通常のプログラムより十分にあるので、その時々で疑問に思ったことや人生における課題についてDr. バリーに聞き、新たな気づきに繋げることができます。
また、2日目の朝にはヨガも行い、体と心の両方から心をときほぐしていきます。
新年度の「幸せ・ウェルビーイング」へと繋がる時間をぜひご一緒しましょう。
*前回(2018年11月)の 瞑想リトリートの様子
*瞑想リトリート 過去参加者へのインタビュー
プログラム詳細
【日時】2019年3月23日(土)- 24日(日)
3月23日(土)10:00 – 18:00(Open 9:45)
3月24日(日) 9:15 – 16:00(Open 9:00)
※東京都内での、通いのプログラムです。(宿泊なし)
※2日連続参加を前提にしておりますが、ご都合のつかない場合は初日(23日)のみの参加も可能です。
※プログラムの性質上、2日目(24日)のみの参加は原則として受け付けておりませんが、過去に当研究所主催の瞑想リトリートにご参加経験のある方は可能な場合がありますので、お問い合わせください。
【場所】東京都 中央区 築地周辺(詳細はお申込の方にお知らせします)
※遠方からお越しの方は、ご自身でご宿泊先のお手配をお願いいたします。
【講師】Dr. バリー・カーズィン(Barry Kerzin MD)※日本語通訳付
【研修費】(全て税込)
<2日間(3月23日~24日)>
・早割:33,000円(1/31まで)
・一般:38,000円(2/1から)
・ヒューマンバリュー会員:28,000円
<1日のみ(3月23日のみ)>
・早割:18,000円(1/31まで)
・一般:20,000円(2/1から)
・ヒューマンバリュー会員:15,000円
*ヒューマンバリュー会員について
ヒューマンバリュー(人間の内面の価値)について学びたい方、 また当研究所の活動のためにご支援・ご協力くださる方で、 メンバーシップ(会員)制度にご登録希望の方はお知らせください。詳細はこちらをご覧ください(会員価格の適用が可能です)
※スカラーシップ(奨学)制:参加を強くご希望されていて、経済的事情がある場合は、スカラーシップ制度を一部適用できる場合がございます。
ご希望の場合は、(1)お名前、(2)ご連絡先、(3)経歴、(4)参加動機、(5)どのように学びを生かしていきたいか、を記入の上、office@humanvalues.jpまでご連絡ください。(メールタイトル「3月リトリート(東京)・スカラーシップ希望」)
【申込】
・2日間(3/23-24)参加の場合はこちらからお申込ください
・初日のみ(3/23)参加の場合はこちらからお申込ください
※ランチのお手配(マクロビ弁当:1,200円/1食)は、申込フォーム内にて、ご希望の有無をご入力ください。
※ランチのご希望は、3月21日(木)午前9時に締め切らせていただきます。それ以降にお申込の方は、ご持参いただくなどお願いいたします。
※「瞑想リトリート」では、プログラムの最初から終了まで「サイレンス」という静けさの中で、自身の内面にも向き合う体験をしていきます。そのため、ランチの時間は、外食など外の環境に戻るより、ご持参いただくか、こちらでのランチの手配をお勧めしています。
お問い合わせ:office@humanvalues.jp(メールタイトル「3月リトリート」)
プログラム内容(予定)
*ティーチング(講義)・Q&A・ディスカッション
リトリートの中心テーマや、メンバーの関心に応じて、Dr.バリーが「モチベーション(動機)」「心とは」「ネガティブな感情」「空」「慈悲」など、様々な角度から分かりやすい言葉で伝えていきます。ティーチング(講義)の途中にメンバー同士で意見を交換する時間やDr.バリーに質問する時間もあり、一人では理解の難しいことも、グループ全体で共に考え、理解を深めていくことができます。
*メディテーション(瞑想)
ティーチング(講義)で刺激された思考や概念を、瞑想を通してより直接的な体験として体に馴染ませていきます。瞑想は一人よりもグループで、しかも熟練した長期瞑想実践者と共に行う方がより集中しやすく、リトリートの間にそれを繰り返すことで、体に習慣づけていきます。
<瞑想実践の内容例>
・シャマタ瞑想
・慈悲の瞑想
・心の本質の瞑想
・トンレン瞑想
・歩く瞑想
・優しさを広げる瞑想
・9ラウンドの呼吸 など
*ウォーキング・メディテーション(歩く瞑想)
いくつか行うメディテーション(瞑想)のうち、動きながら行うメディテーション(瞑想)です。
非常にゆっくりと一歩ずつ歩きながら、足の裏の微細な感覚に一瞬一瞬集中していきます。じっと座っていることが苦手な人にもおすすめの瞑想です。
スケジュール イメージ
流れによって変更がありますので、ご了承ください。
1日目 ※途中適宜 休憩あり
10:00 ティーチング(講義)
11:00 メディテーション(瞑想)
11:40 質疑応答
12:15 (ランチ・休憩)サイレント
13:30 ティーチング(講義)
15:00 メディテーション(歩く瞑想など)
16:00 ディスカッション
16:45 質疑応答
17:30 メディテーション(瞑想)
18:00 終了
—————————–
2日目 ※途中適宜 休憩あり
9:15 ヨガ(自由参加)
10:00 ティーチング(講義)
11:00 メディテーション(瞑想)
11:30 質疑応答
12 00 (ランチ・休憩)サイレント
13:15 ティーチング(講義)
14:15 メディテーション(瞑想)
15:00 ディスカッション+質疑応答
16:00 終了
持ち物・服装など
・和室に座布団で足を組んで座りますので、体を締め付けない、座りやすい服装でお越しください。(更衣室はありませんので、更衣が必要な方はお手洗いなどをご利用いただくこと、ご了承ください。)
・室内で温度調節ができる、上着やショールなどもご持参下さい。
・プログラムのながれや天候によって、外でウォーキングメディテーションを行う場合もありますので、歩きやすい靴でお越しください。
・飲み物などご自由にお持ちください(和室のため、水筒やペットボトルなど蓋のある状態のものを必要に応じてご持参ください)
参加者の声
・日常の中ではなかなか難しい、静けさを保つことによって、何事にも集中できた。教えが自分の中にしみ込んでいくようだった。
・参加者の状態をみて、臨機応変に内容を合わせてくれたのがありがたかった。だからこそ、自分もこの場を一緒につくっている仲間であるという感覚を常に持ち続けられた。また、理論と実践がセットになっているため、終わった後も、自分で実践することができる。質問にも丁寧に答えて頂けるので、安心して聴くことが出来た。
・3年前に受けたときと、また自分が変化しているので、同じことでもさらに深い気づき、学びを得るきっかけとなりました。
・これまでにバリー先生の講義を2016年と2017年のロジョントレーニングで受けましたが、本当の慈悲や愛、特に智慧についてはとても難解で、それでも時間をかけて考えていくうちに、理解とまではいかなくてもだんだんと自分の中に染み込んでいってるような感じがしていました。
講師 Dr. バリー・カーズィン Barry Kerzin M.D.
プロフィールの詳細はこちらをご覧ください
アメリカ・カリフォルニア出身 / インド・ダラムサラ在住
大学教授・チベット仏教僧侶・医師
(ダライ・ラマ法王第14世の医師)
・ワシントン大学元医学部准教授、現在客員教授
・香港大学名誉教授
・アメリカ・医療における利他心研究所 創立者・代表
・マックス・プランク研究所「瞑想と慈悲の訓練の長期的研究」顧問
・一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所 所長及び代表理事
幼少期、命を脅かす脳の病気にかかったことがきっかけで医師を目指す。さらに20代30代に立て続けに親や妻という身近な人の死を体験したことから、本格的に仏教の道に入る。ダライ・ラマ法王第14世の推薦もあり、長年勉学と瞑想修行に励んだあと比丘に認定され僧侶となる。現在もダライ・ラマ法王を始めとする高僧の方々の医療的ケアや慈善医療も行なっている。
近年はアメリカ、イギリス、スペイン、ドイツ、ロシア、モンゴル、インド、香港、マレーシア、日本などの企業や大学、病院などでチベット仏教の実践的な智慧を教える。とりわけ日本では2007年以来、僧侶と医師・科学者両方の視点から「心の科学」としての仏教についての講話、さらに瞑想リトリートなどを行っている。
現在、アメリカ・ワシントン大学にて実際に若者への教育にも携わりながら、医師として、また、長期瞑想実践者として、世界的科学者の研究チームと共にマインドフルネスの研究に携わっている。
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