7/7 教育に興味のあるすべての方へ「癒されたわたしがつくる教育」

2019.7.7 13:30- 18:00 / 東京都かえつ有明中・高等学校 / 6,000円

教育に興味のあるすべての方へ
〜癒されたわたしがつくる教育〜

すべては「ホーム / 家」、つまり自分自身からスタートします。私たちが自分自身を癒す方法を学ばない限り、他の人を癒したり教育する仕事はうまくいくことはありません。

セルフ・コンパッション、自分への慈しみこそが、私たちの「ホーム / 家」なのです。
その「ホーム / 家」を出発点にして初めて、より良い結果を生み出す有意義な教育を、若者たちにも広げることができるようになります。

いま、これまでに経験したことがないような世界的な危機、サバイバルな危機に、私たちは直面しています。今、その危機に対して、国の垣根を超え地球全体で声を上げ応えているのは、世界中の若者たちです。私たちの生徒たち(子どもたち)は、注意深く、耳を傾けて、聴いています。

それに対して、教育者として私たちは、どのように応えることができるでしょうか?

自分自身に、そして他の人にコンパッション(慈しみ)を向けることは、全ての人々が暮らすあらゆる場所へコンパッションを向けることにも繋がっていきます。活気に溢れた有意義なこのプログラムに、ぜひご参加ください。

バリー・カーズィン

_DSC2718

sdg_icon_04_ja.png
このプログラムは持続可能な開発のための2030アジェンダ「SDGs」4番目の目標「質の高い教育をみんなに」の実現を目指しています


【日時】2019年7月7日(日) 13:30- 18:00 (open 13:15)

【場所】東京都 かえつ有明中・高等学校
3階ドルフィン(図書室)教室名「PS3」
※入口から入ってすぐの、左手のエレベーターで3階までお越しください。
(〒135-8711 東京都江東区東雲2-16-1)
https://www.​ariake.​kaetsu.​ac.​jp/contents/

【対象】教育に興味のある方は、どなたでもご参加いただけます。

【講師】Dr. バリー・カーズィン(Barry Kerzin MD)※日本語通訳付

【登壇者】
佐野和之氏(かえつ有明高校 中学校 教諭)
金井達亮氏(東京大学大学院 教育学研究科)

【研修費】
・一般:6,000円(税込)
・大学生以上:3,000円(税込)※当日受付にて学生証の提示をお願いします
・高校生以下:無料
・フレンズ割引:5,000円(税込)お知り合いの方とご一緒にお申し込みの場合 適応

【申込】
こちらの申込フォームからお申し込みください

高校生の方: 下記メールアドレスよりお申し込みください
office@humanvalues.jp(タイトル「7/7 教育者向けプログラム」お名前、ご連絡先(アドレス)、お電話(当日の緊急連絡先)、可能でしたらご所属(勤務先、職種)をお知らせください。フレンズ割引の場合は、お知り合いの方のお名前(ふりがな)とご連絡先もご明記ください。追ってこちらから詳細をご連絡します。

※フレンズ割引について
お知り合いの方とご一緒にお申し込みの場合、ご紹介者本人とお知り合いの方の双方に適応させて頂きます。

キャンセルポリシー


<プログラムの構成>

レクチャー
メディテーション
質疑応答 (Q&A)・ディスカッション

知識としての理解だけでなく、身体と心で感じながら実践と体験を通して、体得することを目的とし、レクチャー、メディテーション、そして質疑応答(Q&A)より成り立っています。質疑応答では、実際の日常生活で起きる様々な問題に関する具体的なディスカッションが行われます。

<スケジュール (予定)>
13:30-13:35(5分)オープニング
【第1部】理論
13:35-14:45(70分)Dr. バリー 基調講演
14:45-15:10(25分)質疑応答
15:10-15:30(20分)瞑想実践
15:30-15:40(10分)休憩

【第2部】実践事例
15:40-16:25(45分)パネラーとディスカッション
16:25-16:45(20分)瞑想実践
16:45-16:55(10分)休憩

【第3部】わたしがつくる教育
16:55-17:40(45分)グループワーク
17:40-18:00(20分)瞑想実践

_DSC2577 (2)


企画担当 現役教員チームからのメッセージ

「うまくいかないのは、自分の力不足、努力不足のせい」
と自分にダメ出しをし続け、がんじがらめになっていときに、バリー先生の講座に参加し、初めてマインドフルネスを体験しまし

「教師に必要なのは、まず自分自身をケアし、心の傷を自らの手でし、自分を縛っているネガティブなものから解放してあげること」
と語られバリー先生の言葉を聞いとき、自然に肩の力が抜け、かいもので満されていくのを感じまし容易に解決できない事態が日々次から次へと押し寄せる教育の現場で、刃を自分の内側に向け心にくさんの傷をつくってしまっている教員の方々が多いのではないでしょうか。

それまでの私も「生徒のめ」という言葉の前に、自らの心を置き去りにし、多くの傷に気づかないふりをして、だひすら走っていまし。でもそれが、本当に彼らのめになっのかはわかりません。なぜなら、彼らのめにと思って行動を起こせば起こすほど、自分に対する自信は損なわれていっように感じられからです。バリー先生に出会い、徒らに自分を見下しり、傷を放置して他者に貢献しりするのではなく、マインドフルな自分として健全な自信を取り戻すことが周囲に良い影響を与え、豊かな学びの場を創っていくことにつながると、実践を通して学ぶことができまし

バリー先生の澄んだ眼差しと柔らかな声に包まれ、内なる平和を体感できる静謐な時間。私にとって非常に貴重な時間です。そんな空間の中で、みなさまと共に学び、語り合い、生徒ち一人ひとりが輝ける教室の実現を目指していきいと思っています。

大木理恵子(かえつ有明高校中学校教諭)


<これまでの参加者の声>

自分の心のケアの方法を知りたくて参加しました。目に見える部分と同じくらい、目に見えない部分をよく知っておきたいと思っています。

日々の中でうまくいかないなあと思うこと(クラス運営や生徒との接し方など)に対処がしたくて来てみました。今日の内容は役に立ちそうです。「苦しみを和らげる」ために何ができるのかな?というスタンスで生徒と向き合ってみようと思います。

子どもは大人を映す鏡だなあと思います。子どもは反応が激しいぶん、普段は隠してごまかす大人(自分)の良くない所や苦しい所をはっきりとさらけ出してくれるから、見せつけられて余計に腹が立つのかもしれませんね。人との関係性やコミュニケーションをうまくしていくことは、自分とのコミュニケーションをうまくすることなのだなあと思うのですが、どうトレーニングしていくのか、これからの講座で考えたいと思います。

・単に手法のみならず、深い思想と人間観と、具体的なエビデンスに裏付けされていることが理解できた点が、プログラムに参加して最もよかった点です。

*ヒューマンバリュー総合研究所・教育プログラム開催実績:過去の教育者向けプログラム
2018年3月「教育者のためのマインドフルネス・トレーニング~受容と気づきの旅へ~」


<登壇者プロフィール>

Dr.バリー・カーズィン Barry Kerzin M.D.

アメリカ・カリフォルニア出身 / インド・ダラムサラ在住11270342_963895066962213_559543634499172663_o (2)
大学教授・チベット仏教僧侶・医師
(ダライ・ラマ法王第14世の医師)

・ワシントン大学元医学部准教授、現在客員教授
・香港大学名誉教授
・アメリカ・医療における利他心研究所 創立者・代表
・マックス・プランク研究所「瞑想と慈悲の訓練の長期的研究」顧問
・一般社団法人ヒューマンバリュー総合研究所 所長及び代表理事

僧侶と医師・科学者両方の視点から、近年はアメリカ、イギリス、ドイツ、インド、香港、日本などの企業、大学、学校、病院などにおいて「真のウェルビーイングとは何か」「心の科学、マインドフルネス、コンパッション」などの教育に携わる。35年以上にわたる長期瞑想実践者として、世界的科学者と共に脳科学、瞑想およびマインドフルネスを研究しており、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、京都大学医学部、鹿児島大学、横浜市立大学医学部、聖マリアンナ医科大学などでも特別講義などを行う。2015年以来、日本の矯正教育にも携わり、法務省管轄少年院にて10代の若者や矯正教育に携わる職員にマインドフルネス指導も定期的に行っている。
『チベット仏教からの幸せの処方箋』また『物質と心:脳と内なる心の関係を探す、二人のノーベル賞受賞者による対話』ダライ・ラマ法王14世テンジン・ギャツォ、利根川進、バリー・カーズィン他著など。


KSano200佐野和之氏(かえつ有明高校 中学校 教諭)

かえつ有明中学高等学校 教育統括部長 埼玉県私立高校での勤務を経て、2014年同校で「学ぶことの喜び」を追究する新クラスの立ち上げを牽引する改革の担い手として赴任。現在は教育統括部長として、中学ではアクティブラーニングをベースに論理的思考力・表現力を育てる「サイエンス科」、高校では生徒が自分と向き合うマインドセットから知的欲求を喚起する「プロジェクト科」など、「新しい学び」を次々に展開する中心的な役割を果たす。また共感的コミュニケーションやU理論、マインドフルネスなど多岐にわたる分野に関しても造詣が深く、さまざまな視点から教育のあり方を模索し、先進的に実践している。 「共感的コミュニケーション」や「チームビルディング」「パターンランゲ―ジ」などの講演・研修の依頼が全国の学校から寄せられている。

<これまでの取り組み紹介(外部リンク)>
進学ネット対談「生徒が自ら伸びていく”探求”をどう仕掛けるか」
探求型の学びのための「プロジェクト科」


JPG-3494860899-1550635804548.jpg金井達亮氏(東京大学大学院 教育学研究科 修士1年)

埼玉県の私立中高一貫校を経て、かえつ有明中学高等学校に赴任。同校で同僚とともに、高等部の「プロジェクト科」「社会総合」の授業をゼロからつくりあげた。また、教育活動のコツを言語化した「パターンラーンゲージ」の作成、アクティブラーニング入試の開発など、創造的な教師チームの中心的な役割を担った。学校内外でNVC(Nonviolent Communication)をベースにしたコミュニケーション、パターンランゲージ、マインドフルネス、SDGs 2030などの講演および研修講師をしている。
2018年に退職し、東京大学大学院教育学研究科学校教育高度化専攻教職開発コースに進学。研究テーマは教師教育。

<これまでの取り組み紹介(外部リンク)>
CCCプログラムインタビュー「葛藤を乗り越えた先の未来」
生徒の対話を深めるための「スパイダー討論」


最新情報をご希望の方は、こちらのメルマガ登録からご登録ください。