「環境問題とマインドフルネス 〜エシカル・リーダーが描く未来」2019/6/28 開催報告

6/28 に リーダーシップ・プログラム「環境問題とマインドフルネス 〜エシカル・リーダーが描く未来」が開催されました。

Dr. バリーの講義部分では、これからの時代に必要なエシカル・リーダー(倫理的リーダー)についての話がありました。

<エシカル・リーダーに必要なこと>

① マインドフルにいること
今、自分の中で起きていること(考え、感覚、感情など)を観察することであり、エシカルリーダーはその能力を発達させる必要がある。もし自分の中にネガティブなものを発見したら、抑えつけるのではなく、勇気をもってポジティブなものに変容させること。

② 無私になる
「自分が存在しなくなる」という訳ではなく、自己中心的ではなくなるということ。常にコンパッションを持ち、他者のことを考られる存在であること。また、自分を卑下するのではなく、逆に他者を持ち上げることが必要。

③ ロールモデルになる
自ら先頭に立ち、みんなを率いるために、時にはリスクをとってでも、自らの姿で模範を示していくこと。

そして今回のテーマである環境問題とリーダーとの関係については、Dr. バリーからこのような言葉がありました。

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「コンパッション(慈悲)」とは、

「相互に繋がっている」ということです。

そして私たちみんなの共通の家は、
共に住んでいる、この地球のことです。

リーダーは、私たちが相互に繋がっていることを考えると、
この地球を守らないといけません。
次の世代に 残していくことを考えないといけないのです。
その後のディスカッションでは、島田由香さんから、ユニリーバにおける環境問題への取り組みの紹介があり、
参加者の方々からはそれぞれの立場から、活動を実践する中での葛藤などが率直に話し合われました。

特に環境への想いを抱き、「早く問題を解決しなくては」と強い思いで取り組む人たちこそ、なかなかついてきてくれない周囲の同僚や上司たちに対する焦りや苛立ちが生まれ、バーンアウトしてしまうこともあるようです。

家族や会社内でも、環境への意識や取り組みの姿勢は大きく異なります。その中でも、マインドフルに居続けるには、どうしたらいいのでしょうか?

Dr.バリーからは、こんなコメントがありました。

 

自らがモデルとなって手本を示すことが大切です。
そして、そこに従うかどうかは本人が決めることです。

英語にこういう例えがあります。私たちは馬を水場に連れていくことは出来ますが、無理やり水を飲ませることはできないのです。

この問題に関して、私たちは短距離走ではなく、長距離走を走っています。長いレースになりますから、どうかご自分にも、コンパッションを向けてあげてください。

 

そして最後にシャマタの瞑想実践を行い、あっという間の3時間となりました。

世界規模での大きな問題ではありますが、まずは自分の心の中から、一歩ずつ。
引き続きみなさんと実践しながら、ご一緒に考えていければ幸いです。


<参加者の声>

・エシカルとリーダーシップが最初は結びつかなかったが、自分自身が自分ごととして捉え、エシカルリーダーシップを持って日々過ごしていきたいと思った(会社員 / マネージャー)

・いかに他者を理解し、共存していくか。その中でどうやって自分も他者もHappyになっていくかを考えていきたい(会社員)

・環境というテーマに興味はあったのですが、自分自身のテーマとして捉えていなかったことに気づかされました。まずは身近なところから変えれる行動を変えていくことにします(自営業)

・忙しい状況にいる時、人をcareすることを忘れがちです。そんな時こそ、今日の講義で学んだ ethical leaders を思い出し、他人・自分を思いやりながら幸せな毎日を過ごしたいと思います(会社員)