
9月29日(日)に都内にて「瞑想プラクティスグループ&ヨガ」が開催されました。今回はヨガと瞑想に加え、『入菩薩行論』のテキストを使ってのディスカッションも行いました。
ヨガでは、
その後、頭もスッキリした状態で『入菩薩行論』のディスカッションを行いました。『入菩薩行論』はDr.バリーと数年かけて学んでいるテキストで、特に初めて触れる方にとっても、復習したい方にとっても、私たちの日常に使えるヒントが満載なのが第6章「 Patience (忍耐)」です。Dr.バリーからも、皆で勉強していくならまずこの章を、とアドバイスがあり、9月からこの章のグループ学習とディスカッションの時間を取りいれていくことになりました。
『入菩薩行論』は1300年前に書かれたベストセラー古典なのですが、けっして古いわけではなく、Dr.バリーもむしろ(チェ・ゲバラよりも、毛沢東よりも)急進的、革新的だ!と強調しています。心について、生き方について、私たちの常識を覆される、自分の思い込みに挑戦されるような、生き生きした内容に驚かされます。
今回の瞑想プラクティスグループでは、
基本的にこのテキストは「菩薩の生き方のガイド」であり、菩提心を育むためのものと言われていますが、そこから、「私はこう思っていた」「
取り上げられたテーマとしては 例えば、
・菩薩心とは一体どういうことなのか?
・第6章の「Patience」という言葉は、通常は「忍耐」
・憎しみと怒りには、違いはあるのか?怒りなどの感情が一時的でなく、自分の中で引きずり続けてしまうのはなぜか?そこでの忍耐とは何か・・・?
そのような私たちの日常に密着したポイントを、テキストを見ながら、自由にオープンに、
また、今回は英語ネイティヴのオーストラリア人参加者の方も参加してくださったことで、個人での違いだけでなく、異なる文化・社会的な文脈でのイメージの違いにも気づくきっかけとなり、自分が普段どんな前提や思いこみを持っているのかを、考えさせられるきっかけになりました。
<参加者の声>
・今回、ヨガでプチ「沈黙のリトリート」を味わうことができたと感じまし
ヨガを終えたあとは、リラックスしているのを感じました。
リラックスするのに外側の条件が必要なように思いがちですが(リラックスするためのツールだったり、マッサージを受けたり、
・Today was really interesting. To study with others makes one think differently. And every one is coming from a different perspective. It challenges the mind and ones preconceptions.
今日はとても面白かったです。誰か他の人たちと勉強することで、いつもと違った考え方をさせてもらえるんだなと思いました。誰もが違った視点から物事を見ているということ。
今回の内容が有意義だったというお声を多く頂きましたので、次回のプラクティスグループでも、引き続き『入菩薩行論』を使ったディスカッションを継続していきたいと思っています。次回は 10/20(日)開催予定です。どうぞお気軽にお越しください。